〈地元4紙編集局長座談会〉
犠牲者忘れない、生きた証し残す地元紙の使命
復興? 被災地の現実、目で見て知って
(岩手日報・河北新報・福島民報・福島民友)
「生きた証し」記す地元紙の役割
無念の死たどり、重ねる遺族取材
佐久間 裕(福島民報社編集局報道部副部長)
〈インタビュー〉
原発事故の災害と教訓から
魅力ある街へ「再興」目指す
桜井勝延(前南相馬市長)
津波常襲地にある地元紙の責務
いつまでも地域の声を聞き続ける
鈴木英里(東海新報社代表取締役)
「被災地を忘れない」とは
何を忘れないことなのか
菊池由貴子(大槌新聞発行人)
会見では見えない「人間」を伝える
声上げにくい今、できることを自問
片山夏子(中日新聞東京本社〔東京新聞〕記者)
漫画に描く葛藤、罪悪感
それでも記憶に残す意味
飛鳥あると(漫画家)
〈絆〉から〈孤立〉へ
てんでんこの倫理と死者への想い
遠藤 薫(学習院大学法学部教授)
言葉を失った〈サバルタン〉
その声を掬い、つなぐ役割
坂田邦子(東北大学大学院情報科学研究科講師)
復興構想会議に刻んだ抵抗の痕
「東北派」のマニフェスト
赤坂憲雄(学習院大学文学部教授)
悲しみと再生 宿命背負う人々
三陸を巡る「廻り神楽」から力
遠藤 協(映画監督・プロデューサー)
止まった時間、流れる時間
被災したまちの取材を続けて
石橋英昭(朝日新聞編集委員)
グラフ特集〈フクシマ無窮Ⅴ〉
10年は復興の序に過ぎない
膨大な喪失 ちっぽけな東電と国
渡辺幹夫(フォトジャーナリスト)